宇都宮市一の沢の歯医者 「鈴木歯科医院」 一般歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

お知らせ
  1. HOME
  2. コラム

2024年11月27日

     

ホームホワイトニングの注意点

ホームホワイトニングは歯科医院に通わなくても、ご家庭でご自身で歯の色を白くすることができる方法です。 しかし、ホームホワイトニングはご自身で行う以上、注意していただきたいポイントがいくつかあります。 きちんと注意事項を守っていただければ、安全にホワイトニングを行うことができますので、ホームホワイトニングをご検討中の方は参考にしてみてください。

ホームホワイトニングで注意すること

ホームホワイトニングのイラスト

・薬剤の使用量を守る

ホームホワイトニングは専用のマウスピースを作成し、マウスピースの歯の表側に薬剤を入れるためのくぼみがあるので、そこに薬剤を注入していきます。 そのくぼみに収まる量の薬剤を注入するのが適量ですが、多く入れすぎてしまうと薬剤が歯にとどまらず、歯肉まで広がってしまう原因になります。 歯肉まで薬液が広がると歯肉が白くなったり、炎症を起こしてピリピリとした痛みを感じることがあります。 万が一、薬剤が歯肉まで広がってしまった場合はティッシュなどで拭き取るようにしてください。

・マウスピースは強く噛み締めない

ホワイトニング用のマウスピースは薄いプラスチックで作成しているため、耐久性は強くありません。 あくまでも数時間、ホワイトニングを行なっている間に使用するためのものなので、その間に強く噛み締めてしまうと、マウスピースに穴が開いたりしてしまいます。 また、噛み締めてしまうことで薬剤がマウスピースからはみ出してしまうこともあります。 マウスピースをお口の中に入れている間は噛み締めないよう注意しましょう。

・マウスピースを装着後は口をすすぐ

ホワイトニングが終了してマウスピースを外した後は、必ずお口をすすぐようにしてください。 すすぎをきちんと行わないと、ホワイトニングの薬剤が歯に残ったままで長時間ホワイトニングを行なっていることになってしまい、知覚過敏が起きる原因にもなります。

・使用時間を守る

ホームホワイトニングは一日の中で最長2時間まで行えます。 それ以上の時間行ったり、マウスピースを装着したまま就寝することは避けましょう。 知覚過敏の症状が強く出ることがあります。 逆に使用時間が短すぎるとホワイトニングの効果を得られないこともありますので、使用時間は守りましょう。

・しみる症状が強い場合は中止する

正しい使用方法で使用していても、ホワイトニング中に知覚過敏の症状が出ることがあります。 その場合はホワイトニングを中止し、様子をみてください。ホワイトニングを中止すると症状が落ち着くことがほとんどですが、それでも症状が続く場合は歯科医師に必ずご相談ください。

ホワイトニング後すぐの飲食は避けましょう!

ワイン
ホワイトニング直後の歯は色の強いものは吸収しやすくなっています。 せっかく白くした歯の色が後戻りしてしまうのはもったいないので、この後ご紹介するような食べ物や飲み物は避けるようにしましょう。 下記のものはあくまでも一例ですが、基本的に色の濃いものは控えてください。

<避けた方が良い食べ物>

  • ・カレー
  • ・醤油やソースを使った料理 (ラーメン、うどん、焼き鳥、ハンバーグなど)
  • ・トマトソース
  • ・チョコレート など

<避けた方が良い飲み物>

  • ・コーヒー
  • ・紅茶
  • ・緑茶
  • ・赤ワイン など

痛みが出たとき

歯が痛い女性
ホワイトニングを行なっていて痛みが出てしまった場合は、使用を中止してください。 ホームホワイトニングで発生する痛みは主に知覚過敏か、または歯肉に薬剤が付着してしまった際の炎症による痛みです。 いずれも基本的には数日様子をみていると症状が落ち着いてくることがほとんどですが、万が一症状が長く続いてしまう場合は必ず歯科医師までご相談ください。 知覚過敏が発生する可能性は患者さまそれぞれの歯の質の違いや、虫歯の有無などによっても変わってきます。 ホワイトニングを検討している場合は、事前にお口の中全体のチェックを受けて、必要な治療が終了してから行うようにしましょう。

その他の注意点

歯科衛生士の女性

・歯磨きについて

ホワイトニングを行う前は必ず歯磨きを行い、歯の表面をきれいにした状態にしましょう。 また、ホワイトニングを行なっている間は予防的に知覚過敏予防の歯磨き粉を使用することをおすすめします。 ホワイトニングが終わった後は着色予防に効果のある歯磨き粉を使用することで、歯の白さを維持しやすくなります。 ただし、市販されている着色予防をうたっている歯磨き粉は研磨剤の成分が粗く、歯の表面を傷つけてしまうことがあるので、歯科専売のものを選ぶと安心です。

・喫煙について

ホワイトニングを行なっている期間の喫煙は避けましょう。 通常の状態でもタバコのヤニはかなり頑固に歯の表面に付着しますが、ホワイトニング後は歯を保護するペリクルという層が一時的に失われて、さらにタバコのヤニを吸着しやすくなります。 喫煙自体は歯周病にとっても悪影響なため、ホワイトニングをきっかけに禁煙にチャレンジしても良いですね。

マウスピース・薬剤の保管について

マウスピースを洗うイラスト

・マウスピース

ホワイトニングが終わった後は外したマウスピースは歯ブラシを使用してこすり洗いをし、その後乾燥させて清潔な状態で保管しましょう。 マウスピースはプラスチック製で熱に弱いため、洗浄する際熱湯は使用しないでください。

・薬剤

ホワイトニング用のジェルは冷暗所保管です。必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。 また、使用期限が決まっていますので、一度開封したホワイトニングジェルは使用期限内に使用するようにしてください。

宇都宮でホワイトニングなら【鈴木歯科医院】へ

きれいな白い歯でいられると笑顔にも自信を持つことができます。 私たち鈴木歯科医院ではカウンセリングを大事にし、患者さまの立場に立った治療を提供しています。 まずはお口の中全体の状態の診査し、その後必要な治療を行った上でホワイトニングを行なっていきます。 ホワイトニングに興味がある、話だけでも聞いてみたい、という方はお気軽に鈴木歯科医院までご相談ください。
  鈴木歯科医院のホワイトニングについてはこちら⇨

2024年7月16日

     

インビザラインとワイヤー矯正どっちを選ぶ?

皆さんこんにちは。 宇都宮にある歯医者【鈴木歯科医院】です。 矯正を検討している方は、マウスピース矯正のインビザラインと、ワイヤー矯正ではどちらを選んだ方がいいのか悩むのではないでしょうか。 インビザラインとワイヤー矯正は、装着の注意点や治療による痛みなど異なります。それぞれの特徴や、どのような方に向いているのかをお伝えします。 本日は近年人気のあるインビザラインと、以前主流だったワイヤー矯正の違いを解説します。 矯正治療を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
考える女性

■インビザライン矯正とワイヤー矯正の違いを比較!

ワイヤー矯正

① 治療にかかる期間

―インビザライン矯正―

部分矯正の場合は半年程度、全体矯正の場合は1年から2年程度かかります。 当院では口腔内3DスキャナリングシステムiTero Elemennto5D Plusを導入しており、治療前後の歯並びや治療期間が事前に分かります。

―ワイヤー矯正―

抜歯が必要でない症例は1年半から2年程度、抜歯が必要な症例は2年から3年程度かかります。 ワイヤー矯正は複雑な歯並びにも適応できます。しかし歯の動きを見ながら治療を進めていくので、明確な治療期間が分かりません。

②装着中の注意点

―インビザライン矯正―

毎日20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨き以外の時間はマウスピースをつけなければなりません。 ご自身で、2週間ごとに次のマウスピースに交換します。 装着時間が短いとマウスピースが合わなくなったりするため、治療の効果が得られません。 インビザライン矯正は、自由に着脱できるので自己管理が必要です。

―ワイヤー矯正―

ワイヤー矯正は装置の着脱が自分でおこなえないので、自己管理は必要ありません。 毎月の来院で、ワイヤーの調整をおこなうことで治療が進みます。

③食事や歯磨きのしやすさ

―インビザライン矯正―

マウスピースを取り外せるので、食事や歯磨きがしやすいです。 マウスピースを装着しているときは、常温か冷たい水のみ口にして大丈夫です。あたたかい飲物はマウスピースの変形の恐れがあります。 インビザライン矯正はマウスピースが丸洗いでき、歯と歯の間もフロスが通せるため非常に衛生的です。矯正装置による虫歯や歯周病のリスクも上がりません。

―ワイヤー矯正―

ワイヤー矯正は装置が付いたままなので、食事に制限があります。歯と歯の間に詰まりやすい繊維質な食べ物や、粘着質の高いキャラメルやガムは控えるようにしなければなりません。 また装置と歯に汚れが残りやすいため、毎日の丁寧な歯磨きが必要です。汚れが取り切れないと、虫歯や歯周病になってしまいます。

④治療による痛み

―インビザライン矯正―

弱い力で少しずつ歯を動かしていくので痛みが少ないです。またマウスピースの厚みが0.5ミリと薄く装着時の違和感も少ないです。 インビザライン矯正は歯肉や口の粘膜にあたるような突起もないので、傷がつく心配がありません。

―ワイヤー矯正―

毎月来院ごとに矯正力をかけて調整をおこなうので、調整後は毎回痛みが出ます。数日で痛みに慣れてはきますが、インビザライン矯正よりは痛みは出やすいです。 矯正器具が当たって口内炎ができることもあります。

⑤通院の頻度

―インビザライン矯正―

1~2か月に1度来院していただきます。インビザライン矯正は、お口の中のチェックや、マウスピースが合っているか、計画通りに進んでいるかなどを確認します。それから新しいマウスピースをお渡しします。 装置の調整などがないため、診察にあまり時間はかかりません。 インビザライン矯正が終わったあとは、保定期間に入ります。その期間は1年に3回ほど来院して、歯が後戻りしていないかを確認します。

―ワイヤー矯正―

1か月に1度来院していただきます。ワイヤー矯正は、歯の動きを確認して、細かなワイヤーの調整をおこないます。 毎回調整を手作業でおこなうため、時間がかかります。

⑥運動など生活への影響

―インビザライン矯正―

マウスピースをつけた状態での、運動などの生活の影響はありません。 しかしマウスピースをつけたままスポーツドリンクなどの糖分を含んだものを飲んでしまうと、虫歯の原因になってしまいます。マウスピースをつけているあいだは、水などの糖分が入っていないものにしましょう。

―ワイヤー矯正―

ワイヤー矯正は、装置がついたままです。そのため人と接触のあるスポーツや、ボールを使うスポーツでお口に当たってしまうと、お口の中が傷つけてしまったり、装置が外れてしまったりする可能性があります。 コンタクトの激しいスポーツをしている方は、どうしてもお口に当たってしまうのでインビザライン矯正の方が向いています。
インビザライン矯正

■宇都宮でインビザライン矯正なら【鈴木歯科医院】へ

本日はインビザライン矯正と、ワイヤー矯正の違いについてお伝えしました。 インビザライン矯正は、以前主流であったワイヤー矯正と違い痛みも少なく、治療中の制限も少ないです。 また治療に通う頻度も少なく、忙しい方にもおすすめです。 当院で導入している3DスキャナリングシステムiTero Elemennto5D Plusでは、インビザライン矯正のシミュレーションで分かりやすい治療計画をご提案します。 少しでも歯並びが気になっている方は、お気軽にご相談ください。   鈴木歯科医院のインビザライン矯正についてはこちら⇨

2024年6月27日

     

インビザライン矯正ができない人もいる?症例と特徴について

マウスピース矯正で人気のあるインビザライン矯正。 「私の歯並びは、インビザライン矯正できるのかな?」 「インビザライン矯正ができないってどんな人?」 など疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 実際、インビザライン矯正ができない症例もあります。 そこで今回は、インビザライン矯正ができない症例や特徴について解説します。 最後までご覧ください。
インビザライン矯正

■インビザライン矯正ができない症例

インビザライン矯正をしたいと思っていてもできない方もいます。 歯並びや、歯周病など歯の状況によっては、インビザライン矯正が適用できません。 そこで具体的なインビザライン矯正ができない症例を7つ紹介します。

・重度の叢生

重度の叢生
重度の叢生がある場合は、インビザライン矯正ができません。 重度の叢生とは、歯と歯の間のスペースがなく前後にガタガタと重なっている状態の歯並びです。このような歯並びだと歯を大きく動かすことや、抜歯の必要があります。 インビザライン矯正は歯を歯根ごと大きく動かすことが苦手なため、重度の叢生の方は、インビザライン矯正の適応ができないのです。

・重度の出っ歯(上顎前突)

重度の出っ歯
重度の出っ歯(上顎前突)の場合は、骨格的な問題が大きく外科手術を要する場合が多いため、インビザライン矯正が適応できません。 出っ歯は歯科用語で上顎前突といい、上の前歯や上顎が大きく前にでている状態です。 軽度の出っ歯だと、インビザライン矯正で治療できるケースもあります。 重度の出っ歯かどうか自分での判断は難しいので、歯科医院で相談するようにしましょう。

・受け口(下顎前突)

下顎前突
上記の出っ歯と同じで、受け口(下顎前突)も軽度であれば矯正治療で治す事が出来ますが、重度の場合骨格的な問題のため、インビザライン矯正は適応できません。 受け口(下顎前突)とは、下の歯あるいは下顎が前に出ている状態です。そのため歯並びを変えるだけでは改善せず、外科処置で大きく顎を動かす必要があります。

・複数本の抜歯が必要な場合

複数本の抜歯が必要な場合は、インビザライン矯正ができません。 抜歯が必要な矯正とは、重度の叢生など歯のスペースを確保しなければならない症例などが当てはまります。 抜歯をすると歯と歯の移動距離が長いため、インビザライン矯正ではなくワイヤー矯正での治療が必要です。

・埋伏歯がある

埋伏歯がある場合は、インビザライン矯正ができません。 埋伏歯とは、顎のなかに歯が完全に埋まっている状態です。このような場合は、外科手術で歯茎を切開し、ワイヤーで歯を引っ張り出す必要があります。 インビザライン矯正は、軽度の歯並びを動かすことを得意とするため、埋伏歯の矯正ができないのです。

・歯周病

重度の歯周病がある方は、インビザライン矯正を含めすべての歯科矯正ができません。 歯周病は歯を支えている骨が溶けている状態なので、歯科矯正で歯を動かすことが難しいです。場合によっては矯正の力で歯が抜け落ちてしまう可能性があります。 軽度の歯周病や、歯肉に炎症がある方は歯科医院で相談しましょう。軽度の場合は歯周治療をおこなったあと、矯正治療ができるかもしれません。

・インプラントの歯

インプラントの歯は、インビザライン矯正ができません。 インプラントは顎の骨の中に、しっかりと固定しているため、インビザライン矯正で動かすことができません。 動かしたい歯の位置によっては、インプラントがある場合でも、インビザライン矯正ができる症例もありますのでご相談ください。

■インビザライン矯正ができない人の特徴

マウスピースの自己管理や、定期的な通院をしないと、インビザライン矯正はできません。 ここではインビザライン矯正ができない人の特徴をまとめました。

マウスピースを手に持つ女性

・マウスピースの装着時間が確保できない方

インビザライン矯正では、マウスピースを1日に20~22時間の装着が必要です。 食事や歯磨きの時間以外は、マウスピースをつけなればなりません。 決められた時間が確保できない場合は、歯が動かず、治療結果が得られません。 そのため装着時間が確保できない方や、マウスピースの着脱を頻繁におこなう方は適応できないのです。

・定期的な通院ができない方

インビザライン矯正では自宅でマウスピースの交換はおこないますが、定期的な歯科医院への通院が必要です。 矯正が順調に進んでいるか、マウスピースがしっかりはまっているか、歯の表面につけているアタッチメントが外れていないかなどを確認します。 インビザライン矯正は、2-3ヶ月に1回の通院なのでほかの矯正より通院頻度が低いです。 しかしそれでも定期的な通院が難しいという方には、インビザライン矯正は向かないでしょう。

宇都宮でインビザライン矯正なら【鈴木歯科医院】へ

本日はインビザライン矯正ができない人は、どのような症例や特徴なのか解説しました。 インビザライン矯正は軽い歯のがたつきなどの症例に適応しやすい治療法です。重度の叢生や、外科治療が必要な歯並びだと、インビザライン矯正ができないことが分かりました。 またマウスピースの適切な装着時間を確保できない、定期的な通院が不可能な方もインビザライン矯正には向いていません。 本日お伝えした内容以外でも、インビザライン矯正について気になる点があればお気軽に【鈴木歯科医院】にご相談ください。
<当院のインビザライン矯正についてはこちら⇨>

2024年5月8日

     

インビザライン矯正中に注意すること

インビザライン矯正とは、透明なプラスチック製のアライナーを使用して歯を徐々に動かし、理想的な位置に調整していく歯列矯正治療法です。従来の金属製の矯正器具と異なり、目立たずに装着できるため、見た目を気にする大人の方や若い方に大変人気があります。アライナーは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際の不便さが少ないのも大きなメリットです。 しかし、インビザラインで理想的な矯正結果を得るために守っていただきたい注意点がいくつかあります。 ここでは、矯正中に意識すべき主に三つのポイントを詳しく解説していきます。
マウスピース矯正

1. 装着時間を守る

インビザライン矯正を予定通りの期間で治療するためは、正しい位置で装着し装着時間を守ることです。 治療プランに基づいて、患者さまは1日に22時間程度インビザラインを装着することが必要となります。食事と歯磨きの時間以外は基本的に装着します。 この長時間の装着によって歯が計画通りに動いていきます。 装着時間を守らないと歯が計画通りに動かず、治療が進まない原因となり、結果的に予定された期間よりも長く装置をつけなければならず、治療期間延長で時間とコストも大幅にかかることになり負担が増してしまいます。 対策として、装着時間を管理するために便利なインビザライン公式アプリを活用することをお勧めします。 インビザラインのアプリは、装着時間のカウントやアライナー交換日を把握し、お知らせ通知を設定することができます。治療の進行状況、必要な装着時間を確認できますので、上手く活用してみましょう。

2. 食事時の注意点と飲み物の選び方

インビザラインの矯正中は、食事と飲み物の選び方に特に注意する必要があります。 食事の際は、アライナーは取り外すことができるため、一見楽に感じるかもしれませんが、食後マウスピースに影響が出る場合があります。 まずは必ずアライナーを外してから食事をしましょう。 アライナーを装着したまま食事をすると、装置が傷き、破れ、変形の原因となります。必ず外してから食事をしてください。 一時的にティッシュなどに包む保管は誤って捨ててしまう場合があるためお勧めできません。 アライナーを外した後は専用ケースに保管し、紛失しないよう注意しましょう。 飲食後、必ず歯を磨いてからアライナーを装着するよう心がけ、清潔を保ちましょう。 基本的には食事内容に制限はありません。しかし、色素が強い飲食物や糖分が多いお菓子類は、食後歯磨きをしないまま装置を装着してしまうと、アライナーが変色し、唾液の流れも悪くなるため虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 色が濃い飲み物は特に注意が必要です。例えばコーヒー、紅茶、赤ワインなどは、アライナーを着用中は避けてください。水以外の飲み物を摂取する場合は、アライナーを外してからにし、飲んだ後は口をよくすすぎ、可能な限り歯を磨きましょう。 外出先でどうしても歯磨きができないときは、装着時間を確保するために何度か強くうがいをしてアライナーを装着しましょう。帰宅したらすぐ歯磨きをし、アライナーもきれいに洗いましょう。外出用に歯磨きセットを常に持ち歩くことをお勧めいたします。

3. 口腔ケア徹底

インビザライン治療中は、口腔内をきれいに保つことがとくに重要になります。アライナーは歯と密着させて装置するため、唾液が流れにくくなり食べかすやプラーク(歯垢)がアライナーと歯の間に蓄積しやすく不衛生な状態となります。 歯磨きをしたとしても、そこに磨き残しがあると細菌が繁殖し、虫歯や歯周病が発生、進行してしまいます。 とくに歯と歯の間に汚れが残ったままですとインビザラインがフィットせず、矯正効果が上手く発揮できません。徹底した口腔ケアが重要になるため、歯ブラシ以外の歯間清掃グッズも必ず正しく使い、清潔を保ちましょう。 歯ブラシやデンタルフロスや歯間ブラシを毎日正しく使えるようになると、矯正治療中の虫歯や歯周病のリスクが減少します。特に食後は、食べかすやプラークが残らないように、歯ブラシだけではなく歯間清掃用具を必ず使い、丁寧な歯磨きを行うことが大切です。プラークは蓄積すると病原性が高いバイオフィルムや歯石となり、歯ブラシでは取り切れない汚れとなって歯にこびりついてしまいます。そのため定期的に歯科医院で歯石やバイオフィルムの除去するためのクリーニングが必要となります。また歯科衛生士による歯磨き指導を受け、適切なケア方法を知り、習得することが大切です。それにより頑固な汚れが付きにくくなり、治療もスムーズに進みやすく虫歯や歯周病予防にも繋がります。

・アライナーのお手入れ

やわらかい歯ブラシを使い、毎食後、流水下できれいにこすり洗いしましょう。 マウスピース専用のクリーナーで週に一回程度洗浄消毒しましょう。 煮沸消毒はアライナー変形の原因になります。 研磨剤入りの歯磨き粉は、アライナーに傷がつきますので使わないようにしましょう。

宇都宮でインビザライン矯正なら【鈴木歯科医院】へ

インビザラインは見た目が目立たず、利便性が高いことで選ばれていますが、計画的に治療をすすめるためにも装着時間を守り、食事の注意と飲み物の選び方、そして徹底した口腔ケアがとくに大切になります。矯正中は制限も多く大変なこともありますが、綺麗な歯並びを手に入れるために頑張りましょう。 矯正歯科やインビザラインに関するお悩みは、宇都宮にある歯医者【鈴木歯科医院】にお気軽にご相談ください。
<鈴木歯科医院のインビザライン矯正についてはこちら>

2024年4月9日

     

セラミック歯の寿命とは?交換は必要?

皆さんこんにちは。
宇都宮にある歯医者【鈴木歯科医院】です。

「セラミック歯は交換せずに一生使えますか?」という質問をいただくことがありますが、セラミックは人工物である以上、永遠に使い続けることが出来るとは言い切れません。また、一人ひとりの口腔状態やケアの仕方によっても寿命は変わってきます。そこで今回は、セラミック歯の寿命について詳しく解説していきますので、参考になさって下さい。

セラミック歯の寿命について

白い歯の女性

セラミック歯の寿命を一概に決めるのは難しいです。なぜなら、患者様の歯の状態や口内ケア状況、治療を担当した歯科医師の技量によってセラミック歯の寿命が大きく異なるからです。しかし、一般的にはセラミック歯は10年以上持つとされており、丁寧に使用すれば15年や20年と寿命を延ばすことも十分可能です。

セラミック歯の交換を早める原因

セラミック歯の適合不良

セラミック歯は非常に精密に作られ、特別な接着剤を用いるため銀歯と比べて歯との適合に優れています。しかし、その適合性は型取りや接着を行う歯科医師や、セラミック歯を製作する歯科技工士の経験や技術に大きく左右されます。素材の質が高くても、適合不良であれば寿命が短くなる可能性があります。

歯ぎしりや食いしばりの癖

歯ぎしりや食いしばりの癖があるとセラミック歯に強い力がかかり、欠けたり割れたりする可能性があります。これらの癖は寝ている間や集中している時など、無意識に行われることが多く改善が難しいです。そのため、歯科医院でナイトガードを作成し、寝る前に装着するなどしてセラミック歯に与える影響を軽減する必要があります。

外部からの強い衝撃

事故や転倒など、歯に強い衝撃を受けるとセラミック歯が割れる可能性があります。また、日常的にスポーツをする人はボールが顔面に当たることで歯に衝撃を受けることがあります。運動中は無意識に力が入り歯を食いしばることもあるため、運動中はスポーツ専用のマウスピースを装着することがおすすめです。スポーツ専用のマウスピースを着用することで、歯を外部の衝撃から守ることができます。

口腔ケア不足

口腔ケアが不十分だと虫歯のリスクが高まります。セラミック自体は虫歯にはなりませんが、セラミックを装着した歯は虫歯になる可能性があります。セラミックを装着した歯が虫歯になると、治療のためにセラミックを外す必要があるため、そのセラミックは除去しなければいけません。セラミックは汚れが付きにくいですが、適切なお手入れを怠ると汚れが残ってしますので注意が必要です。

セラミック歯の寿命を延ばすためには

日々の口腔ケア

セラミックは虫歯になりにくいとはいえ、長期間にわたって口内に汚れが溜まることで歯の隙間から虫歯が発生し、セラミックの交換が必要になる場合があります。毎日の歯磨きや口腔ケアを丁寧に行うことで口内トラブルを予防し、セラミックの寿命を延ばす努力をしましょう。

定期的な歯科検診

自身の歯を生涯にわたって健康で長持ちさせるためには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受け、虫歯や歯周病の予防をすることが重要です。通常の歯ブラシだけでは落とせない汚れを専用の機器で取り除き、噛み合わせのチェックなど行うことで、セラミックだけでなく歯の健康寿命を延ばすことができます。

宇都宮でセラミック治療なら【鈴木歯科医院】へ

今回は、セラミック歯の寿命について解説しました。セラミック歯は優れた審美性と耐久性を持っていますが、お口の環境によって寿命が変わります。一般的には、セラミック歯は10~15年程度持つと言われていますが、定期的な口腔ケアや検診を受けることでさらに寿命を延ばすことが可能です。セラミック治療を考えている方は、宇都宮にある審美歯科治療が得意な歯医者【鈴木歯科医院】までお気軽にご相談ください。

鈴木歯科医院の審美歯科のページはこちらから