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2024年11月27日
ホームホワイトニングの注意点
ホームホワイトニングは歯科医院に通わなくても、ご家庭でご自身で歯の色を白くすることができる方法です。 しかし、ホームホワイトニングはご自身で行う以上、注意していただきたいポイントがいくつかあります。 きちんと注意事項を守っていただければ、安全にホワイトニングを行うことができますので、ホームホワイトニングをご検討中の方は参考にしてみてください。
ホームホワイトニングで注意すること
・薬剤の使用量を守る
ホームホワイトニングは専用のマウスピースを作成し、マウスピースの歯の表側に薬剤を入れるためのくぼみがあるので、そこに薬剤を注入していきます。 そのくぼみに収まる量の薬剤を注入するのが適量ですが、多く入れすぎてしまうと薬剤が歯にとどまらず、歯肉まで広がってしまう原因になります。 歯肉まで薬液が広がると歯肉が白くなったり、炎症を起こしてピリピリとした痛みを感じることがあります。 万が一、薬剤が歯肉まで広がってしまった場合はティッシュなどで拭き取るようにしてください。
・マウスピースは強く噛み締めない
ホワイトニング用のマウスピースは薄いプラスチックで作成しているため、耐久性は強くありません。 あくまでも数時間、ホワイトニングを行なっている間に使用するためのものなので、その間に強く噛み締めてしまうと、マウスピースに穴が開いたりしてしまいます。 また、噛み締めてしまうことで薬剤がマウスピースからはみ出してしまうこともあります。 マウスピースをお口の中に入れている間は噛み締めないよう注意しましょう。
・マウスピースを装着後は口をすすぐ
ホワイトニングが終了してマウスピースを外した後は、必ずお口をすすぐようにしてください。 すすぎをきちんと行わないと、ホワイトニングの薬剤が歯に残ったままで長時間ホワイトニングを行なっていることになってしまい、知覚過敏が起きる原因にもなります。
・使用時間を守る
ホームホワイトニングは一日の中で最長2時間まで行えます。 それ以上の時間行ったり、マウスピースを装着したまま就寝することは避けましょう。 知覚過敏の症状が強く出ることがあります。 逆に使用時間が短すぎるとホワイトニングの効果を得られないこともありますので、使用時間は守りましょう。
・しみる症状が強い場合は中止する
正しい使用方法で使用していても、ホワイトニング中に知覚過敏の症状が出ることがあります。 その場合はホワイトニングを中止し、様子をみてください。ホワイトニングを中止すると症状が落ち着くことがほとんどですが、それでも症状が続く場合は歯科医師に必ずご相談ください。
ホワイトニング後すぐの飲食は避けましょう!
ホワイトニング直後の歯は色の強いものは吸収しやすくなっています。 せっかく白くした歯の色が後戻りしてしまうのはもったいないので、この後ご紹介するような食べ物や飲み物は避けるようにしましょう。 下記のものはあくまでも一例ですが、基本的に色の濃いものは控えてください。
<避けた方が良い食べ物>
- ・カレー
- ・醤油やソースを使った料理 (ラーメン、うどん、焼き鳥、ハンバーグなど)
- ・トマトソース
- ・チョコレート など
<避けた方が良い飲み物>
- ・コーヒー
- ・紅茶
- ・緑茶
- ・赤ワイン など
痛みが出たとき
ホワイトニングを行なっていて痛みが出てしまった場合は、使用を中止してください。 ホームホワイトニングで発生する痛みは主に知覚過敏か、または歯肉に薬剤が付着してしまった際の炎症による痛みです。 いずれも基本的には数日様子をみていると症状が落ち着いてくることがほとんどですが、万が一症状が長く続いてしまう場合は必ず歯科医師までご相談ください。 知覚過敏が発生する可能性は患者さまそれぞれの歯の質の違いや、虫歯の有無などによっても変わってきます。 ホワイトニングを検討している場合は、事前にお口の中全体のチェックを受けて、必要な治療が終了してから行うようにしましょう。
その他の注意点
・歯磨きについて
ホワイトニングを行う前は必ず歯磨きを行い、歯の表面をきれいにした状態にしましょう。 また、ホワイトニングを行なっている間は予防的に知覚過敏予防の歯磨き粉を使用することをおすすめします。 ホワイトニングが終わった後は着色予防に効果のある歯磨き粉を使用することで、歯の白さを維持しやすくなります。 ただし、市販されている着色予防をうたっている歯磨き粉は研磨剤の成分が粗く、歯の表面を傷つけてしまうことがあるので、歯科専売のものを選ぶと安心です。
・喫煙について
ホワイトニングを行なっている期間の喫煙は避けましょう。 通常の状態でもタバコのヤニはかなり頑固に歯の表面に付着しますが、ホワイトニング後は歯を保護するペリクルという層が一時的に失われて、さらにタバコのヤニを吸着しやすくなります。 喫煙自体は歯周病にとっても悪影響なため、ホワイトニングをきっかけに禁煙にチャレンジしても良いですね。
マウスピース・薬剤の保管について
・マウスピース
ホワイトニングが終わった後は外したマウスピースは歯ブラシを使用してこすり洗いをし、その後乾燥させて清潔な状態で保管しましょう。 マウスピースはプラスチック製で熱に弱いため、洗浄する際熱湯は使用しないでください。
・薬剤
ホワイトニング用のジェルは冷暗所保管です。必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。 また、使用期限が決まっていますので、一度開封したホワイトニングジェルは使用期限内に使用するようにしてください。
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きれいな白い歯でいられると笑顔にも自信を持つことができます。 私たち鈴木歯科医院ではカウンセリングを大事にし、患者さまの立場に立った治療を提供しています。 まずはお口の中全体の状態の診査し、その後必要な治療を行った上でホワイトニングを行なっていきます。 ホワイトニングに興味がある、話だけでも聞いてみたい、という方はお気軽に鈴木歯科医院までご相談ください。
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